【産院レポと出産費用@札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル】初産・特別室C

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタル maternity

前回記事では出産レポを書きました。

今回は出産直後の入院ライフも含めた産院レポを残したいと思います。

里帰り出産だったので、札幌でママに甘い高級産院ってどこ?と地元友人にヒアリングして行き着いたのが札幌マタニティ・ウィメンズホスピタルでした。

良かった点、イマイチだった点、個人の感想をそのまま書いちゃいます。

※医療に関する情報はあくまで私の場合に受けた説明であり何も保証しません。ご自身のことは専門家にご確認ください。

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタルの特徴

名前が長くて書類に書くのが大変(笑)という冗談はさておき、「札幌で高級産院って言ったらあそこでしょ」と友人たちが口コミするほど、地元だとみんな知っていて人気のある産院。

無痛分娩(札幌マタニティでは和痛と呼んでいるが手法は同じ)の取り扱いがある。

私は(結局普通分娩になったけど笑)無痛一択と決めていたので、無痛の取り扱いがあることが産院選びの条件だった。

★休日破水で結局普通分娩になった【出産レポ】はこちら★

札幌ではまだ無痛取り扱いのある産院は多くない。

元々やっていたけれど麻酔科医不足で休止中(入院していた北大もまさにこれだった)という病院も多く、対象産院は5つくらいだった。

その中でも、

☑施設・病室が綺麗
☑医者・助産師がやさしい(という口コミ)
☑手ぶらでお産(入院セット全部ついてて準備不要)
☑お祝いディナーがある
☑エステのプレゼントがある

など、「ママを甘やかす気ありますよ~」というのが節々から感じられたのがよかった。

長い妊婦生活が終わり、産み落とした直後に過ごす空間。え、そんなの人生過去一で甘やかしてくれないと無理じゃない?という性格の私には刺さった。

あとは、万が一のときに大丈夫かという点。

元々入退院を繰り返していたような妊娠経過だったので不安は常にあったけれど、北大病院と目の鼻の先の立地(まじ目の前)が心強かった。

北大入院中に北大の先生も札幌マタニティさんから受け入れることがある、と話していた。

★前置胎盤で北大病院に入院したときのブログはこちら★

分娩予約

流産したときのブログにもちらっと書いたが、無痛分娩の予約は妊娠7週頃の超早い段階から埋まっていく。闘いが始まるのが早すぎる。

そして里帰り出産でも「予約時に一度直接の診察が必要」っていうフローはほんと良くない。

「東京に住んでるのでその予約のためだけに往復飛行機で帰らなきゃいけないんですが‥電話での一次予約は無理なんでしょうか?」→無理です。

その予約のためだけに往復飛行機で帰った。妊娠7週の初期に。

どこもそうなのかと知りたくて、おおこうち産婦人科という同じく無痛取り扱いのある札幌の産院に電話してみた。電話のみで予約取れますよ~診察は34週まででOKですよ~とのことだった。

いやここはまじ改善してほしい。けど、人気があるから別に里帰り出産の妊婦まで取りに行かなくていいってことなんだと思う。

でもそれじゃ、無理して妊娠初期に飛行機往復する私みたいな妊婦も存在し続けるぜ‥。

診察しないと受け入れ判断できないというのはわかるけれど、予約は電話で一次予約で受け付けて、診察のタイミングはもう少し猶予を設けてほしいと思う。

実際私は一度目は無痛分娩予約した後に流産になったので、予約のための飛行機往復×2している。

初期は流産の可能性も高いので、電話での予約可→診察は中期でOKにしてくれたらなぁと。

とにかく予約のために苦労した記憶が残ってしまった。里帰り出産の方はお気をつけて。

計画無痛分娩の入院日は内診次第

札幌マタニティの無痛分娩は計画無痛(入院日を事前に決めて誘発剤で陣痛)だ。

以前は日にちピンポイントでの予約だったけれど、2023年度からは初産婦は診察次第(子宮口の開き具合)で入院日を決めるフローに変わったそう。

私も38週の内診で「子宮口少し開いてるから来週入院にしましょう!」となり、その場でようやく入院日が決まった。(結局その予約日の2日前に破水してしまって計画無痛にはならなかったけど)

次回がもしあったら、もう早め早めに、正産期の37週入ったら速攻で入院したいと思った。惜しすぎて悔しかった。

初産婦は遅れるものとよく聞くし、母も「私もあなたは1人目だったから1週間遅れたわよ」とか言うのよ。言うのよ~。そうかそうか、じゃあ39週台の予約なら大丈夫っしょ!と悠長に構えてた。

全然遅れず予定日6日前に産まれたわ!(39w1dでした)

*補足:出産予定日=40w0d

個室の予約

入院する部屋の予約は入院前にはできず、入院してから希望を伝える流れ。

お産はいつ来るかわからないのでこれは納得。

札幌マタニティは出産は全員個室なのだけど、個室のグレードどれにするかは費用次第。

私は港区民なので、港区の出産費用助成30万があった。

国の出産育児一時金(今年度から42→50万にUPもタイミングめちゃラッキーだった‥)に加えて、+30万まで港区が助成してくれるのだ。

東京23区でもそんなのやってるの港区だけだから驚き。この時ばかりは港区民でよかったと思ったよね。

どうやら普通に港区で産んだら3桁超えるから、そこの補助が港区独自で手厚いらしい。

そんなわけで港区民の里帰り出産はかなりお得(?)だ。

事前に産院HPを見て特別室Cにしようと決めていた。

1部屋しかないから埋まってたらどうしようと思ったけれど、当日空いてて希望通りになった。

産後の入院生活

入院1日め(破水)~入院2日め(出産当日)については、出産レポブログの方へ。

胎盤用手剥離のオペが急きょ挟まったため、入院3日め(出産翌日)から希望の個室に移れて面会も可能になった。(普通は出産当日から個室)

その日旦那さんがさっそうと部屋に入ってきて、大きな花束と私がプッシュギフトに欲しいと伝えておいたネックレスを渡しながらハグしてくれた。

「産んでくれてありがとう」としみじみ言ってくれてこの人と結婚してよかったと思った。

プッシュギフトとはなにか、説明記事リンク送っといてよかったとも思った。

入院日数は前日破水を含めてトータルで7日間だった。

day1 破水→入院
day2 出産→オペ→リカバリールーム泊
day3 出産翌日、個室移動、授乳指導
day4 ゆっくり
day5 お祝いディナー
day6 エステ、沐浴指導
day7 12時退院

ざっとこんな感じ。

初産婦なので、授乳するときは指導するので授乳室に来てねと言われる。

赤ちゃんのココットをカラカラと押しながら病室と2階の授乳室・スタッフステーションを行き来して過ごす。

毎日昼~夜21時の面会終了時間までずっと旦那さんが面会に来てくれていたので、3人で過ごした思い出になった。

オムツ替えや哺乳瓶授乳を入院中のうちに旦那さんも教えてもらえて練習できてよかった。

いつでも赤ちゃんを預けられる

朝まず沐浴をしてもらうために赤ちゃんを沐浴室に預けに行く。沐浴が終わったら部屋の電話に連絡をくれるので迎えに行く。

それ以外もいつでもスタッフステーションで赤ちゃんを預かってくれる。これはめっちゃいい。

出産直後の身体はボロボロでそれだけでもう全部キテるのに、育てた経験もない赤ちゃんを目の前にして疲れないわけがない。

今となっては経産婦だったら余裕で対応できそうと思うけど、なんでも初めてはわからないことだらけ。

死ぬほどかわいい!と同時に同じくらい不安がある。絶対に守らなきゃいけない赤ちゃんと2人きりにされると特に。なのでほぼ2人きりにならなかった。

昼間は旦那さんがずっといてくれたので授乳以外ゆっくりしてた。

夜間は毎晩スタッフステーションに預かってもらい、ゆっくり寝た。

夜間母子同室経験しとかなくて大丈夫?と聞かれることもあったけれど、退院したら旦那さんが夜間担当してくれることになっていたのもあり、ゆっくりすることを優先した。

良く言えば鬱にならないタイプの私、本領発揮だ。

胸張っちゃうんじゃない?とかも言われたけどそれもそうでもなく。

おっぱいトラブルは今に至るまでゼロで、ゴツゴツになるとか切れちゃうとか乳腺炎とかいろいろ話には聞いてたけどどれも経験しなかった。

割とすぐ搾乳するからかもしれない。産院も採用してたメデラの電動搾乳機がめっちゃオススメ。

一度入院中に使ったピジョンかなにかの手動の搾乳機はズレて痛くてその上とれなくて全然ダメだった。

絶対電動がよい。メデラは赤ちゃんの吸い方に似ている。痛かったことも一度もない。

お祝いディナー

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタルのお祝いディナー
札幌マタニティ・ウィメンズホスピタルのお祝いディナー

大人1人分の招待はついていて、追加料金で更に人数増やせたので両親を招待して4人でディナーした。

産院内にレストランがあり、ピアノ生演奏もしてくれる。

目の前でお肉切ってくれたりもして、楽しめた。普通に美味しい。

入院中の朝食会場でもあるみたいなのだけど、私は朝食を毎日部屋食に変更してもらっていた。

身体辛かったら電話してくれればお部屋に運びますよと言ってくれてとてもよかった。

お祝いエステ

札幌マタニティ・ウィメンズホスピタルのエステ
札幌マタニティ・ウィメンズホスピタルのエステ

病院内にエステがあり、入院中に施術を受けられる券がついている。3つくらいのコースから選べる。

会陰に響くのが怖かったので下半身のみのコースを選択。

足が軽くなったし、エステなんていつぶりかという感じで気分的にもとてもよかった。

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