あまりのことにブログに書いて供養でもしないとやってらんない、という気持ちで筆を取りました。筆なんか持ってないけどな。
結果的に口腔外科と皮膚科と形成外科に行っているので、同じようなケガをした場合の参考にもなれば!少しは報われます!
顔面から転倒!顔に傷を負った私が掛け合った病院レポ
【事故発生】AM2:00@自宅で顔面から転倒
ゴキゲンに3軒もはしごして帰宅。そう、飲んでました。でも、そんなに激しく飲みすぎた感じでもなく記憶もある。ただ、量は飲んでいた。
犬を飼っているので、キッチンスペースに入るところに、わんちゃんがキッチンに入ってこれないように犬用のペットフェンスを置いているのだけれど、それに引っかかって転んだ。
なぜか分からないけど思いっきり顔からイッた。これはもう、酔っていたことによる運動能力の低下は認めざるを得ない。
後から見たらiPhoneの保護フィルムが割れてたので、スマホを手に持っていたのだと思われる。
ダーンと転んだ。
「めちゃくちゃ痛い!!」
と思ったことを覚えているし、これは普通じゃないと思ったのですぐ鏡を見た。そして、上の前歯2本が欠けていることを確認してまずそれに驚愕した。
のみならず、アゴからめちゃくちゃ流血してる!と思ってびっくりしたのも覚えている。
覚えているのだが、なぜかその状態で、普通にベッドに入って寝たのだ。
我ながらどうかしてる。強すぎだろ、夜中とはいえ救急行けよ。
でも、眠かったのだ。酔っているせいで痛みにも鈍感になっていたとも思う。この世で一番最強なのは酔っ払いなのではないかと思ったよね。
そして今から怖ろしいことを言いますが、後から発覚したのですがこの時の流血は、強打で下の前歯が皮膚を貫通して表側の顔の皮膚も切れていたんです…。(読むだけで痛いですよね、すみません)
家の中で転倒したので、「転んだ場所の床ってフローリング?」と、この後行く3つの病院すべてで質問されたわけだが、運悪く転んだ場所のグレーの床、こういう素材で硬かったのだ。
せめてフローリングで転びたかった、そんなことを思う日が来るとは。
翌朝。起きて、えーーーっと、、、と混乱した状態で、顔を確認し夢ではないと悟り、とりあえず冷静に顔面を写した写真がこちら↓↓↓
(モザイクかけました!モザイクかかってても痛そうなのが嫌な方はここで離脱してください。)
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下唇が腫れ上がっている。血が固まっていたところは触ると痛すぎるので、周りだけ拭きながら、仲の良い人たちに連絡して相談。自分を落ち着かせる。
最初、これもしかしてアゴ骨折してるんじゃ…?というのが一番の不安過ぎて。歯も欠けてるけど、欠けた面積は少なかったし歯は治りはするだろうことは想像がついたので。
それよりもアゴ!!アゴどうなん!!というのが怖かった。
そこで、最寄りの口腔外科もやってる歯医者を調べて朝一で行く。ちなみにこの時は喋ることができず、友だちに代わりに電話をしてもらいました。涙
口腔外科で診断
口腔外科では、下唇の内側(口の中)は転んで歯が直接あたった衝撃で歯の形にえぐれて切れているし、表側(皮膚)は表側で、下唇の下の表面皮膚が切れていますね、と言われる。
要は口の中の傷と、顔の表面の皮膚の傷は、貫通ではなくバラバラに別件と説明された。
その上で、口の中というのは基本的に治りが早いから、3~4日したら治ると思うので、3日後にまた来てください、と言われる。(欠けた歯の治療があるので)
むしろ表面側の顔の皮膚が切れているところの方が深く切れていそうなので、そのため今下唇が腫れ上がっていると思います、という見解でした。
そして肝心のアゴ!に関しては、触診レベルで折れてはいないと言われて安心。。。レントゲンも撮りませんでした。この時点では喋れてもいました。
折れるとアゴって2つに割れるけどそうなっていないので折れていません、と言われました。そうなんだ…アゴ骨折したら2つに割れるんだこわ、て思う。
ロキソニンだけもらって帰宅。
顔の表面の傷が気になり皮膚科を受診
アゴ骨折してなかったのは良かったけれど、顔を切っちゃってるし跡が残ったら嫌だなと思っていつも行っている皮膚科へ電話。
「転んでアゴを切ってしまったんですけどそういうのも診てもらえますか?」と聞くと、「皮膚に関することなら」とのOK回答でそのまま午後イチを予約して向かう。
午前に行った歯医者さんでは、私の皮膚の方の血の塊はそーーーっと少しずつ拭き取ってくれて、かさぶた状にガッツリ固まっているところは触らずにそのままにしたようで、鏡を見るとまだガッツリ血の塊がついていた状態。
でも私も怖くて触れないので、血まみれの顔面+マスクで行く。
そしてここで私が皮膚科で痛さのあまりキレることになります。
皮膚科の女医さんはいつも診てくれてる院長ではなく初めましての人だったのですが、ガッシガシ切れた皮膚の上にできた血のかさぶたの塊を取ってきたんです、ガッシガシ。
痛いって!
と思いながらちょっと我慢したけど、傷口の深さを診るためとはいえ、グニョグニョ皮膚を引っ張って動かしてきて、激痛でもう無理。
痛い、とリアクションするも無視な女医。
「痛いんでそれ以上触らないでください。」
分かりやすく怒るわたし。あらごめん、って調子の女医。同じことするにも声がけフォローとかあればまだ頑張れるけどこの女医じゃがんばれない。ただでさえこっちは前歯2本欠けて口の中だって激痛なんだよ。と、痛みで冷静さを欠く我。
鏡を渡されてカサブタガシガシ取られてあらわになった傷口を見せられたのだけど、この時点ではけっこう切り口が大きく見えた(翌日には小さくなってた)こともあって、まずそれを目の当たりにしたショックも大きい状態。
なのに、畳み掛ける女医、
「うーん、貫通した感じはした?」
は?なに言ってんのこの人、と固まる。怖すぎる質問に混乱して無言でいると、
「下の歯が貫通して表面の皮膚から見えたってことはなかった?」と聞いてきた。
「分かりません。」と答えた。質問自体にメンタルブレイクした。
「うーーん、縫ってもいいかな?ってくらい。縫わなくても塗り薬でも治る感じかな。」
そんなどっちでもいいかな?ってくらいなら縫われるのとか怖いし嫌なんだけど。いまいま色々痛いのに、追加で痛い麻酔の注射ですら嫌だった。かといって傷跡の残り方に差異があるなら悩ましい。「縫うのと縫わないのでどっちが跡が残らないとかあります?」と聞く私。
「うーーん、まあ縫った方が多少白くなる面積は線状で少なくなるかなぁとは思うけど、そんなに変わらないかなって気もする。」とまた曖昧である。
「縫うなら縫うで24時間以内じゃないとだめだから、やるなら今。すぐ決められないっていうなら、待合室で20分くらい悩んでもらうとかは別にありだけど。」
と言ってきた、言い方すべてに優しさがない。
なんか、どっちにしろこの女医に縫われるのは嫌だ。という気持ちがハッキリ湧いてきたのもあり、「塗り薬でいいです。」と答えた。
細菌の感染を抑える抗生物質(これが大事なんだと後々知る)と、同じく抗生物質の軟膏をもらって帰宅。
ウィダーinゼリーをたくさん買って帰ってきたけど、ウィダーinゼリーを吸うことすら痛くて出来なくてだんだんと激しく萎えてくる。
ウィダーinゼリーをお皿に出して、小さいスプーンですくって喉の奥に送って食べた。
ところがその翌日、神様と思える形成外科に出会います。
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